若き日の恋愛 ◇投稿その②◇・・1995年ドラマ「愛していると言ってくれ」
今日(2021-2-9) ドラマ「愛していると言ってくれ」の第11話と第12話(最終回)をみました。
26年前 放送された脚本 北川悦吏子さんのドラマ
自分としては、内容をしっかり覚えていたつもりでしたが、あらためてみると、知らなかった場面や、紘子の感情の起伏や苦悩。また多くのサブキャラクターの素敵な「セリフ」がちりばめられて、新鮮で、大変感動しました。
第10話 落ちていた「光さん」の指輪を勘違いした紘子(女優のたまご)が榊に、涙ながらに話す、悲痛シーン ・・・・ 文字化してもなかなかこのドラマの良さは伝わらないかもですが UP
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紘子 人のことをなんだと思っているの。私は拾ってきた子犬じゃないのよ。
女なのよ。あなた一度だって対等に扱ってくれたことないわ。
いつもいつも 上から見下ろされているような気がしてた。私じゃダメなんだわ。だから光さんと・・・・
榊 【手話】光とは何もない
<紘子 ベッド 横の指輪を拾い上げて>
紘子 ここで寝たの。あの人と寝たの。昔から知っているから私よりもいいの
<榊 紘子の頬をひっぱたく> ← これ叩くふりではなく、本当にひっぱたいています【プライムビデオだから何回も繰り返し再生してしまった】
このあと、紘子は家を飛び出して、雨の降る 公衆電話から「健ちゃん」に号泣の電話をします。紘子と幼馴染で、小さいころから紘子を大好き。さっぱりした性格ながらやさしさのかたまりの青年 健ちゃんは・・・・ この続きはぜひアマゾンプライムビデオで視聴ください。
この紘子の言葉。なぜか今の自分ではなく、若き日の自分のこころに「ぐさっ★」突き刺さってきました。
かなり似た会話を、当時の私の恋人とした記憶があるのです ←シチュエーションは違うのですが
今日は、ほかにもいっぱい、素敵なセリフやシーンをUPしようかと考えていたのですが
やはりこのドラマは動画で見るべきです。文字で伝えるのはむつかしいですね。
紘子=常盤貴子さんの泣きの演技と「手話」。そして全速で公園や階段を駆ける紘子とその光り輝く笑顔。
榊の「大きいがやさしい指がかたる手話」 そして 夜の駅ホームで、対向ホームの紘子にむかって発した榊の叫び声★
榊の耳が聞こえないという現状を、愛し合う二人がなんとか乗り越えようとするのに、愛するがゆえの勘違いが起きて、別離に進んでいく悲しい現実
これらが、ドラマを見ている人の心の中にどんどんと入ってきます。
当時、まだまだ新人に近かった常盤貴子さん。このドラマで彼女をすばらしく光らせたのは、演出した監督なのか、脚本なのか、彼女自身の努力なのかはわからないですが、本当にすばらしいドラマです。常盤貴子さんはいまもTVCMでみかけますが、26年前とおなじように光り輝く女優さんですね。私は大好きです💛
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