由季~ たわごとコーヒーショップ♪

由季 = 元アマチュア劇団員 <男> ~ ~ きままに「戯言」アップ♬

若き日の恋愛 ◇投稿その③◇・・1995年ドラマ「愛していると言ってくれ」

第三話

   健ちゃんはなんと、いいやつなのか。優しすぎる男(やつ)

   ・・・紘子は、いまも健ちゃんを、幼馴染のご近所の優しくわんぱくなお兄ちゃんとしかみられないの??

 

所属する劇団の練習時  あまりに元気のない紘子にきづいた幼馴染の健一

 

 

矢部健一  こんなこと・・・  いいたかないんだけどさ・・・  もう あきらめないか

 

紘子  え

 

健一  役者

 

紘子  なんで そんなというの・・・ なんでそんなこと言うのよ★【涙ぐむ】  ・・・・なんて・・うそ

自分でもね   わかっていたんだ  そろそろ潮時かぁなって

・・・ でもわたし芝居やめて何すればいいの

田舎かえってって見合いしろっていうの

 

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<略>

 

健一  紘子・・・芝居やめて 俺と結婚しないか

 

紘子  え?  本気????

 

健一  ま・・・ 考えてみてくれ  じゃあな

 <不思議そうな表情の紘子>

 

<<略>>  

このあと、まき(鈴木爛々)や健ちゃんと 素敵なミニエピソードがいくつか・・・

 

健一は、一生健命に まじめに紘子にプロポーズをしたのですが・・・ 

いま大人になった紘子なのですが、彼女には、健一は子供の時のまま、幼馴染の素敵でわんぱくなお兄ちゃんにしかみえないようです ← これは健一には超悲劇★

   

======上から2日後  紘子は健一に会う予定が・・・  ========

 

<夜・・・榊の家の近くの公衆電話から、紘子が健ちゃんにTEL>

  

紘子  あ・・・健ちゃん。わたし。ごめん 今日 行けそうにない

 

健一  そう

 

紘子  急な用ができちゃって

 

健一  いいよ

 

 

紘子  あの・・・ こないだのことはちゃんと会って

 

健一  いいよ

 

紘子  いいよって  もしかして 冗談??

 

健一  本気だよ

 

紘子 <<無言>>  ・・・健ちゃん  わたし いま気になる人いるの  

その人のことたぶん好きだと思う  これからもっと好きになると思う・・・・・相手にされてないけど・・・

 

健一  芝居 見に来てた人?

 

紘子  え?

 

健一  こないだ ここの表であった人だろ・・・芝居みにきてたよ

 

 

紘子  来てくれてたんだ💛・・・・ ごめん

 

 

健一  いま・・・そいつと一緒なのか

 

 

紘子  ・・・うん

 

健一  わかった

 

紘子  ごめんね 健ちゃん

 

健一 あやまんなよ・・・ あやまったり  するな・・・・じゃあな★

 

<電話を切る 健一

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健ちゃんが、幼いころから大人になった今まで、ずっとそばにいてくれたから、

だから 紘子はこんな「元気」+「純粋」+「やさしく思いやりがあって繊細」+・・・・ な女性になったのでしょう。

健ちゃんは、すでに高校生の時に紘子への気持ちは、友ではなく「恋」であること気づいて、ちゃんと紘子に告白したのだそうです <←このセリフが劇中に有>

でも紘子はその彼の一大決意+行動さえ いま覚えていない。<<健ちゃんには残酷なこと>>

 紘子は・・・・榊と一緒の時の「おとなな女」の表情、、、、健ちゃんと一緒の時の

「少女な女」  表情がまったく変わるのです。本放送1995年のときは、それに気づかなかった私。今回 26年ぶりに視聴し、それに気づいたのです。

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うーん  健ちゃんと若き日の自分がかぶります★  もっとも私は彼ほど純粋ではなかったけど  

 劇団が仙台公演する前夜

健ちゃんが紘子を 幼き日遊んだ公園に連れ出したシーン「第9話」 この時の紘子のうれしそうな、そして無邪気な笑顔・・・・・たぶん健ちゃんは、自分の中の紘子に対するまじめな愛を、、、、これを無理に妹にたいする「優しい」気持ちにしようと決意したのでしょう、、、、でも それはドラマ終盤に悲劇になっていくのですが

 この9話 仙台の夜の公園 紘子と健ちゃんのシーンは、次回 UPします<<ドラマ見ていない方にはネタバレです>>

この名作ドラマは 主人公の紘子と榊はもちろん、この健ちゃんのような脇がまた最高なドラマだったのです★